スタッフを本来の業務に就かせられる
事業を行う際には、能力が高いスタッフを雇うことも多いでしょう。そして、そのスタッフは、能力が最大限に活かせる場所に配置することが大切です。もし、クライアントのサポートや、ただ巡回する作業だけのために、そのスタッフを配属させれば、せっかくの能力が無駄になってしまう恐れがあります。それは、雇用するコストの無駄にも繋がりかねません。そこで専門家であるラウンダーを導入すれば、クライアントの対応やサポートといった、比較的専門性が低い業務を、ひと通り任せることができます。そうすると、雇ったスタッフの能力を、本来の業務として存分に発揮させられるようになるでしょう。
自信とセンスを持った人を選ぶ
ラウンダーの仕事は基本的に、クライアントである店舗を巡回していくことです。そして、店舗に対して商品の具体的な説明を行ったり、展示のアドバイスを行ったりして、販売の促進をしていきます。店舗をただ巡回するということは、誰でもできますが、それを売り上げに繋げるとなると、話は変わってきます。クライアントの店舗内の展示に口出しをし、売り上げが伸びる工夫をしていかなければなりません。したがって、ラウンダーにはある程度の自信とセンスが必要です。
任せられる仕事は幅広い
ラウンダーの仕事は、具体的にどのようなことをするのかがはっきり決まっていません。基本的には店舗の巡回ですが、ただ見て回るのか、それとも店舗の作業に口を出すのかは、ラウンダーごとに異なります。そのためもし、ラウンダーを導入する場合は、具体的にどのような仕事を任せたいのかを、明確にしておく必要があります。もちろん幅広いことができた方が良いですが、その分コストがかかります。したがって、必要最低限の仕事をしてもらえるように、バランスを調整することが大切です。